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白神山地とは

 白神山地について

白神山地は世界遺産のなかでも「自然遺産」に分類されています。自然遺産は日本に4ヶ所しかなく、青森秋田の白神山地と、鹿児島県の屋久島、北海道の知床、東京の小笠原諸島です。白神山地は原生的なブナ林が大規模に残っている最後の地域としてとても貴重です。白神の森全体の広さは沖縄本島よりも面積があり、現地でのアクセスには不便な部分がありますが、その分、手つかずの自然を体感できる世界遺産の森となっています。見た目に美しい森がある、というよりも、守られるべき貴重な森がある、というのが白神山地の森です。


秋田県側からは八峰町や藤里町といった地域から、青森県側からは、深浦町や鰺ヶ沢町、西目屋村といった地域から、白神山地の森へ入ることができます。白神山地でブナ林を散策したり、登山をしたり、さらに白神周辺地域の人々と交流したり、自然と人と触れ合うグリーンツーリズムが人気を呼んでいます。また、白神周辺の観光地から眺める白神山地の美しさは素晴らしいものがあります。山が迫った海岸や、山から見下ろす海など、白神の深い山々と日本海のコントラストを楽しめる地域でもあります。


 白神山地の歴史は

歴史上に白神山地が初めて登場したのは、1783年から1829年にかけて書かれた菅江真澄の日記『菅江真澄遊覧記』ですが、近年の調査では約8000年前にはブナ林が存在していたとされています。これまで伐採計画や林道建設などもありましたが、それらをくぐりぬけて白神山地は手つかずの自然を保持し続けてきました。そして1993年に屋久島などと共に日本初の世界遺産に登録されました。

 白神山地の場所は

白神山地は秋田県北西部と青森県南西部の県境にまたがる標高約100メートルから約1200メートルにおよぶ山岳地帯の総称です。白神山地と呼ばれる地域は約13万ヘクタールですが、世界遺産に登録されているのは白神山地の中心部、ほとんど人が入らないため広大なブナの原生林が残されている約1万7000ヘクタールです。世界遺産登録外地域も含め白神山地と呼ばれています。 白神山地の世界遺産エリアについて(環境省)



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