白神山地のルール
なぜルールがあるのか
白神山地は世界自然遺産に登録されています。世界自然遺産に登録されるということは、白神山地が景観においても、学術的にも、貴重な自然地域であり、保存が必要なことを表しています。つまり、白神山地を守る必要があり、そのためのルールが存在するのです。白神山地を守ると同時に、白神山地に訪れる人々を守ることにもつながります。登山やトレッキングを心から楽しむためにも、白神山地を訪れる際はルールを遵守していただくようお願いいたします。


決められたルートを歩きましょう
遊歩道などがある場合はそこから外れないように歩きましょう。自然保護のためにも重要ですし、歩道外は未整備の部分なのでたいへん危険です。

白神山地の植物は採取できません
草木や花など、白神山地内の植物を採取することは法令で禁じられています。長い年月をかけて育まれた貴重な自然を保護することが目的です。写真撮影などは問題ありません

ゴミは必ず持ち帰りましょう
ゴミを置いていくと自然体系や野生動物に影響を及ぼす恐れがあります。ゴミは捨てずに持参した袋などに入れて必ず持ち帰ってください。

入山前にトイレを済ませておきましょう
自然環境や景観を守るために、そして登山を楽しむために、入山前にトイレを済ませておきましょう。登山道の入り口などにトイレが設置してあります。不安な方は携帯トイレを持参してください。

焚き火は禁止です
山火事の原因にもなりますし、生態系に悪影響を及ぼす恐れがあります。煙草もご遠慮ください。

ペットの同伴はできません
自然保護の観点および登山の事故防止のためペット同伴は禁じられています。

野生動物へ餌を与えないでください
野生の保護のため白神山地内の動物・生物に餌を与えないでください。自分たちの食べ残しも置いていかずに持ち帰ってください。
