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白神山地のおすすめ軽登山スポット

世界最大規模のブナ原始林が残されている世界遺産白神山地では、そのブナの森の中をトレッキングする観光の仕方がメインです。しかし、森歩きよりももう少しハードに、でも本格的な登山よりも簡単に、という人には軽登山スポットがオススメです。
軽登山スポットは、何時間もかけて山頂まで登らなくてはならいというハードなコースではなく、短い時間で登ることのできるコースです。特別な登山道具は不要で、体力的にもそれほど負担がかからないため人気ですが、傾斜はそれなりにありますので充分ご注意ください。
ここでは、日本海側から入る「二ツ森」と、内陸側から入る「藤里駒ケ岳」、そして十二湖にある「崩山」という3つの軽登山スポットをご紹介します。片道1〜2時間ほどの登山ですが、山頂付近では世界遺産の森を眺め下ろせる絶景が待っています。




 白神山地の軽登山スポット 二ツ森(ふたつもり)

二ツ森の軽登山

日本海沿いにある秋田県八峰町から、内陸へ車で入っていくと、二ツ森の登山口があります。海沿いの国道101号線から細い道を車で40分ほど登ったところにあります。登山口は標高900メートルほどで、山頂まで100メートルほどの高さを登るわけですが、それでもアップダウンが結構あるので、軽登山とはいえトレッキングシューズが必要です。登山口から山頂までは片道45分〜60分ほどの登山となります。



二ツ森登山道の登り二ツ森登山道の下り

途中から山頂まで傾斜が急になるのでペース配分を考えて登山ください。ブナ林を抜け、山頂付近になると視界が開け、世界遺産のブナの森を一望できる絶景のスポットとなります。どこまでも続くモコモコとしたブナの森は、夏場は色濃い緑でブロッコリーのように見え、紅葉シーズンは黄色に染まり壮観です。



二ツ森から見る紅葉

二ツ森は白神山地のなかでも世界遺産地域に入っています。山頂は世界遺産の核心地域でもあります。広いスペースではありませんので、登山者が多い場合は交代で山頂の空気をお楽しみください。



二ツ森山頂二ツ森山頂付近からの眺め

二ツ森登山の様子はこちら

二ツ森の詳細はこちら




 白神山地の軽登山スポット 藤里駒ケ岳(ふじさとこまがたけ)

藤里駒ケ岳の軽登山

藤里駒ケ岳は、内陸にある秋田県藤里町からのアプローチとなります。国道7号線から道幅の狭い道路を70分ほど車で走ったところに登山口があります。その登山口は田苗代湿原への入り口にもなっています。田苗代湿原の手前から登る幾分ゆるやかなコースと、田苗代湿原を通過して登る岩場の急なコースのどちらかを選べます。行きは急なコース、帰りは緩やかなコース、に設定するのがお薦めです。山頂までは片道2時間ほどを想定しておきましょう。



藤里駒ケ岳の登山道藤里駒ケ岳からの眺め

岩場を越えて山頂付近になると広大なブナの森や、津軽富士の岩木山遠望などが楽しめます。山頂の手前で、緩やかなコースと急な岩場コースが交わります。藤里駒ケ岳は紅葉スポットとしても人気の登山コースです。



藤里駒ケ岳の紅葉

山頂は見晴らしも良く、やや広いスペースがあるので、昼食をとったり、記念撮影をしたりと、しばらく休憩することができます。山頂にはもう一つの登山道に続く道がありますが、そちらへ進んでしまうと元の登山口へ戻れなくなるので、来た道を下りましょう。



藤里駒ケ岳の山頂藤里駒ケ岳のグリーンシーズン

藤里駒ケ岳登山の様子はこちら

藤里駒ケ岳の詳細はこちら




 白神山地の軽登山スポット 崩山(くずれやま)

藤里駒ケ岳の軽登山

崩山は、日本海側にある青森県深浦町からのアプローチとなります。国道101号線から十二湖の駐車場まで行き、青池の脇にある登山口から入山します。途中の水場までは緩やかで、水場をすぎると中腹辺りまで急傾斜が続きます。



藤里駒ケ岳の登山道藤里駒ケ岳からの眺め

登山口から絶景の眺望がある大崩(おおくずれ)までは1.5〜2時間ほど。登山口から山頂までは片道2〜2.5時間ほどを想定しておきましょう。



藤里駒ケ岳の紅葉

大崩からは十二湖を一望でき、十二湖の森の先には日本海まで眺めることができます。いくつ池が見えるか数えてみましょう。



藤里駒ケ岳の山頂藤里駒ケ岳のグリーンシーズン

崩山の詳細はこちら




 白神山地の軽登山における注意点

白神山地の軽登山の装備

片道1時間〜2時間ほどの軽登山スポットとはいえ、普段着で行ったり、何も持たずに行くのは控えましょう。トレッキングシューズ、リュック、カッパは必須。傘やサンダル履きはたいへん危険です。また、下山の際は滑りやすく、体力的にもフラついたりするので、細心の注意を払いましょう。そして絶対に午後からの入山はお止めください。午前中の早いうちに登って遅くとも昼過ぎには下りてくるよう心がけましょう。いずれも、登山される方々の安全のためです。



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